ガンQ&A
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中国医療の健康診断で「未病」をチェック!

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ガンQ&A

一問一答

  • どうして「ガン」はできるの?

    人体は毎日役割を果たした約1兆個の細胞が死に、同数の新たな細胞が生まれています。
    この過程で日々億単位の異常細胞が生まれるといわれています。
    これらの異常細胞が増殖しないよう監視し殺傷しているのがNK細胞などの免疫系細胞です。
    何らかの理由によりこれらの免疫系細胞の力が衰えると、前に述べた異常細胞が増殖することになります。
    これらの異常細胞は正常な細胞と異なり分裂回数にストッパーがなく、そのため限りなく増殖していきます。
    これがガンです。

    ガンは臓器などにできる固形癌、血液系の悪性腫瘍である白血病や悪性リンパ腫、筋肉、骨等々にできる肉腫に大別できますが、中国医学的には基本的な診断・治療に大差が無いので、ここではガンと総称致します。

  • 「がん」にならないための注意点は?(その1)

    身体を冷やさないことを含めて、飲食の節制をすることと、気晴らしを上手にすることが最も重要です。
    身体を温める飲料は紅茶とほうじ茶です。
    冷蔵庫で冷やした飲食物をそのまま摂取するのは自殺行為といえます。特に空腹時の飲み物には一層注意が必要です。
    たとえば酒を飲むときは身体を温める燗酒、お湯割りなどから初め、もりもり食べ、途中暑くなってきたら多少ぬるめの飲み物に変えるというくらいの配慮が必要となります。
    気晴らしを上手にするためには、毎日心から楽しめる趣味を持つのが一番です。
    気詰まりはまず上腹部や側腹部に現れるので、手で押さえてみて堅かったり、痛みを感じるようならば要注意。
    その予防のためにも日頃からおなかをもんだり金魚体操をしたりして、常におなかを柔らかく保つように努力するべきです。
    ほとんどのガン患者の上腹部はガチガチなのだから。

  • 「がん」にならないための注意点は?(その2)

    ガンができるのは身体を構成している「気・血・津液」と呼ばれる各種の物質の量が不足するからではありません。
    もちろんこういった不足状態は必要な条件ではありますが、直接的な原因では無いのです。
    それは「気・血・津液」の流れの滞りによります。
    従ってガン予防の手だてはこういった流れの停滞を起こさないようにすることにあるといえます。
    つまり基本的な病気の原因となる事態を考えればよいのです。

    初めは外的な因子。つまり気候や冷暖房に関する問題。
    暖冬や冷夏など本来の季節にふさわしくない気候が長期間、あるいは極端に起こったとき、過度の冷暖房により外界と甚だしい温度差があるとき、人体が適応できず発病してしまいます。
    特に問題となるのは冷え(寒邪)と湿気(湿邪)です。飲食の不摂生などにより、体内にあらかじめこれらの外邪に感応する病的状態が生まれていることが多いからです。

    夏にクーラーをガンガンかけ、習慣的に冷飲食をしていれば、消化器と呼吸器は冷やされ働きが低下します。「気・血・津液」を作り出す働きをしていると共に、余分な水分が溜まりこれらの流れを停滞させないように調節する機能を持つ、消化器や呼吸器が低下すれば、「気・血・津液」は量が不足すると共に、流れも悪くなり、ガンを初めとするあらゆる疾病を作り出すことになってしまいます。

    川の流れも気温が下がれば凍りつくように、身体も冷えが溜まれば「気・血・津液」の流れが悪くなり滞りやすくなります。また処理できない水分が溜まれば、これも流れを悪化させる要因になります。 次に気の流れを直接悪化させる重要な因子は「気詰まり」です。
    社会生活をしている以上様々なストレスにさらされることは仕方ないことでありますが、これをため込まず日々の中で、30分でも1時間でもよいから、嫌なことは忘れる楽しい時間を持つべきです。
    これが「気晴らし」で、これが日々上手にできないと慢性的な気詰まり状態となり、全身の気の流れが悪くなってしまいます。
    血や津液も気のエネルギーで動いているので、結局血や津液の流れも滞りガンができることになります。

    以上をまとめるとガン予防の上で特に大事なことは、「冷飲食を慎むこと」「冷房や伊達の薄着などで身体を冷やさないように気をつけること」「ストレスをため込まず上手に気晴らしすること」の3点です。

  • 「気・血・津液」の流れの滞りを生む原因は?

    日常生活の中に問題があることは当然です。
    従ってガンと解り治療をし退院した後に、従来通りの生活習慣を踏襲していれば、再発の可能性が高いことは火を見るより明らかです。
    それでは特に問題となる点は何でしょうか。

    しばしば指摘されるような発ガン物質を取り込まないように注意することは望ましいですが、より日常的な留意事項として、飲食の摂生とストレスの発散がうまくすること、身体(内臓)を冷やしすぎないことに大きな意味があります。
    現代日本人の場合は、電気冷蔵庫の普及により習慣的に冷たい飲食物を摂取することが多く、また喫茶習慣の普及のため水分摂取の機会が非常に多くなっています。
    特に緑茶、コーヒー、ウーロン茶などはその原料が身体(特に消化器と呼吸器)を冷やす作用を持ちます。

    消化器と呼吸器は「気・血・津液」を作り出す働きをしていると共に、水分の代謝を行っており、機能低下により各物質の量が不足するのみならず、処理できない病的な水分が体内に徐々に蓄積し、「気・血・津液」の流れを阻害する事態に至ります。
    またストレスを受けることは社会生活をしている以上仕方ありませんが、日に30分か1時間すべての煩わしさを忘れ気晴らしをする時間を持つことが必要であるのに、いつもストレスの種にこだわり気詰まり状態のままにずっと生活している人が多いのです。
    気詰まりは単に気の滞りを生むだけでなく、血や津液の流れも阻害し、結局そこにガンができることになってしまいます。

  • どんな食事が好ましい?

    冷蔵庫で冷やした飲食物が直接胃や肺を冷やすことは当然として、それ以外に気をつけるべきなのは食品のもつ性状です。
    柿やナスが身体を冷やすことはよく知られていますが、緑茶・コーヒー・ウーロン茶、牛乳などは温服しても冷やしてしまいます。

    温めるお茶類は紅茶とほうじ茶です。
    またサラダとして食べることが多いトマト・レタス・キュウリ・海草などは殆ど冷やす性状を持っていますし、まして冷蔵庫に入れておいたものはもっと冷えてしまいます。
    魚では刺身は冷蔵保存するのであまり好ましくなく、焼いたり煮たりしたものの方が良いです。
    肉類は特定のものに偏らなければたまに食べることは問題ありませんが、野菜を一緒に食べるなどの工夫が必要ですし、中高年以降は減らした方が良いです。

    牛乳なども温めるか、冷蔵庫から出してしばらくしてから飲むのが好ましいでしょう。イギリス風に温かい牛乳と紅茶でつくるミルクティーがオススメです。
    玄米は良く噛んで食べれば白米より好ましく、特に赤小豆や黒大豆などを一緒に炊き込んだ方が良いですが、極端な玄米菜食主義は従来の肉食偏重の体質を矯正するのには適していても、数カ月以上続けることは本来雑食の動物である人間にとって好ましくありません。

    「血が濃くならないように水分をよく摂るように」などとテレビでもよく聞くが、水分の代謝をしている消化器、呼吸器、泌尿器の働きが低下傾向にある人にとっては全く誤りです。
    多飲により処理できない湿邪が溜まり「気・血・津液」の流れを悪くしガンを生む元になります。
    アジ、イワシ、サンマ、サバ、カツオなど青みの魚類とネギ類には血液の汚れを除く作用があるのでオススメ致します。
    酒は必ずしも禁忌ではないが、たとえコップ1杯であっても空腹時にビール、水割りなどの冷やした酒を飲めば、呼吸器と消化器が共に傷つき機能が低下することは当然の事です。

    飲み始めはたとえ夏であろうと温かい酒でなければなりません。
    そして途中で食事と共に温酒で胃が暖まり、身体が暖まった時点で多少冷えた飲み物に切り替えることは許されるでしょう。