殆どのがんは生活習慣の誤りにより生じます。従ってがんにかかった場合は、従来の生活習慣を見直し、その問題点を改善する必要があります。発見された後に手術などの治療を行い、取り敢えずがんが見あたらなくなったとしても、この見直しを怠れば1−2年以内に再発する危険は非常に高いと云えます。
問題となる生活習慣の誤りは、習慣的な冷飲食・過剰なクーラーなどにより身体(特に腹部)を冷やすことと、ストレスを溜め込み気詰まりになることです。
当院を受診された方には、初めに生活習慣を含めた体質のチェックを行い、問題点を指摘致します。次いで脈診・舌診・腹診などの四診を行い体質分析(「証」と云います)をして、その診断結果に基づいて、漢方生薬を組み合わせます。
従って同じ病名のがんであっても患者さん一人一人処方内容は異なることになります。がん患者さんの場合は通常15種類以上の生薬を組み合わせますが、総重量は150−250gになります。原則として2週間毎に診察し、その都度「四診」所見に応じて処方内容を変えていきますので、同じ薬を何ヶ月も使い続けることはありません。またこの体質診断が正確であれば、いわゆる副作用が出ることはありません。